営業基盤・強み

トモニホールディングスグループの営業基盤

徳島県と大阪府を主要営業基盤としています。

徳島大正銀行(徳島銀行と大正銀行が合併)

香川県を主要営業基盤としています。

香川銀行

ふるさと「徳島・香川」、
第2のふるさと「大阪」

トモニホールディングスグループは、徳島県を主要営業基盤とする徳島銀行と香川県を主要営業基盤とする香川銀行が経営統合して誕生した広域金融グループであり、大阪府を主要営業基盤とする大正銀行を加えた後、徳島銀行と大正銀行が合併したことにより、徳島大正銀行は徳島県と大阪府を、香川銀行は香川県を地元・ふるさととして営業活動を行っています。

地元の基礎データ

徳島県のポテンシャル

 徳島県は、全面積の4分の3が森林で、温暖な気候と豊富な水資源に恵まれており、豊かな自然が県民の生活基盤となっています。この自然条件を活かして、すだちやさつまいも等を生産する農業、養殖漁業、家具・仏壇等を製造する木工業が代表的な地場産業です。また、LED(発光ダイオード)や製薬等の製造業も盛んです。大鳴門橋や明石海峡大橋によって京阪神地域と道路で結ばれていることから、県内で作られた製品の多くは関西圏へ出荷されます。
 都道府県別の人口に対する「社長の輩出率」(東京商工リサーチ調べ)や「女性社長比率」(帝国データバンク調べ)が全国1位で、阿波商人の気質や関西圏との交流の深さが理由に挙げられます。

徳島県の産業を支える基盤
人口 70万人 全国44位
1人当たり県民所得 315万円 全国12位
1人当たり国内銀行預金残高 753万円 全国 3位
女性社長比率 12.0% 全国 1位
(出所)総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた」、帝国データバンク 全国「女性社長」分析調査(2023年)
徳島県が全国シェア上位の生産品
LED
ワカメ(養殖)
すだち
生しいたけ
かんしょ(さつまいも)
香川県のポテンシャル

 香川県は、温暖で降水量の少ない気候を活かした農産物が多く、国産のオリーブのほとんどは香川県産です。瀬戸内海に面しており、漁業も盛んで、ハマチの養殖に全国で初めて成功しました。工業の中心地は、瀬戸大橋によって本州と結ばれている坂出市に形成された番の州工業地域で、重化学工業や造船業が盛んです。また、高松市は四国地方における物資の集散地となっており、運輸・卸売を主とした企業が沿岸部に集積しています。加えて、冷凍食品や調味料等の食品関連の企業も多数あり、特定の業種に偏らない産業構造です。
 面積の大部分が平地で、全域に人口が分布しているため、大型商業施設等のロードサイド店が県内の広い範囲に分布しているのも特徴です。

香川県の産業を支える基盤
人口 93万人 全国39位
1人当たり県民所得 302万円 全国20位
1人当たり国内銀行預金残高 661万円 全国 4位
人口10万人当たりの大型小売店数 9.0店 全国 1位
(出所)総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた」、香川県「100の指標からみた香川(令和6年度版)」
香川県が全国シェア上位の生産品
建設用クレーン
スポーツ用革手袋
うちわ、扇子(骨を含む)
冷凍調理食品
オリーブ
大阪府のポテンシャル

 大阪府は西日本の政治・経済の中心地で、商業・工業ともに発達している地域です。大阪湾の沿岸部には、兵庫県とともに阪神工業地帯が形成されており、化学工業や鉄鋼、金属製品等の重工業が発展しています。また、東大阪市を中心に、独自の技術をもつ中小の工場が多くあり、電線やネジ等、金属製品の生産が行われています。堺市周辺ではじゅうたん等の敷物の生産が盛んです。一方で、農業においても人口の多い都市部へ野菜や果実等を出荷する近郊農業が行われています。さらに独自の食文化やテーマパークをはじめとする観光資源も多く有し、2025年には大阪・関西万博が開催される予定であり、観光地としても世界的な存在感が高まっています。

大阪府の産業を支える基盤
人口 878万人 全国 3位
1人当たり県民所得 305万円 全国16位
1人当たり国内銀行預金残高 905万円 全国 2位
可住地面積の割合 70.0% 全国 1位
(出所)総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた」
大阪府が全国シェア上位の生産品
ボルト、ナット
まほうびん、まほうびんケース
じゅうたん、だん通
医療用ガーゼ、包帯
食パン

地域貢献への取組み

阿波おどりへの参加(徳島大正銀行)

「阿波おどり」は、400年を超える歴史をもつ、徳島県発祥の伝統芸能です。徳島大正銀行では、1950年に企業連を発足させ、現存する企業連では最も歴史のある連として阿波おどりに参加し、地域活性化に貢献しています。

さぬき高松祭りへの参加(香川銀行)

「さぬき高松祭り」は、四国の四大祭りの一つとして親しまれており、讃岐の真夏の夜を彩る祭典です。香川銀行では、香川銀行連として3日間の祭りのクライマックスである総おどりに参加し、地域活性化に貢献しています。

トモニホールディングスグループの強み

広域ネットワークと強固な営業基盤

トモニホールディングスグループは、地元である徳島県に64店舗、香川県に60店舗、大阪府に31店舗を置くほか、中四国24店舗・関西11店舗・関東8店舗と広域にネットワークを展開しており、地元である徳島県・香川県・大阪府を中心に中小企業及び個人取引を主体として強固な営業基盤を構築しています。

店舗ネットワーク(令和6年6月30日現在)

貸出金地域別内訳(令和6年3月31日現在)

地域密着型経営による高い成長力と効率経営による高い収益力

トモニホールディングスグループは、グループ経営理念に基づき、お客さま第一主義の経営を徹底し、お客さまのニーズに応じた最良の金融サービスを提供するとともに、地域において持続的安定的な金融仲介機能を発揮し、地域のお客さまとともに成長し続けています。また、経営統合によるシナジー効果を追求することで、効率的な経営を実践し、高い収益力を実現しています。

トモニホールディングスグループは、グループとして強固な経営基盤を構築し、お客さまから信頼され安心して末長くおつきあいいただく存在になることで、グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図っていきます。

預金残高・貸出金残高(銀行子会社合算)の推移

本業利益・コア業務粗利益OHR(銀行子会社合算)の推移